奥高尾縦走(神奈川~東京)
初めて高尾に登った時から『いつか縦走を・・・!』
と、野望を抱いていた陣馬山~高尾の縦走・無事完遂しました
まずはザッと行程
陣馬高原下バス停~陣馬山山頂
陣馬山~明王峠~景信山
景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山山頂~6号路~高尾山口駅
電車の乗り継ぎ、バスの到着、諸々が順調でした。そういうの嬉しい!
前夜から自分の体力で縦走など可能だろうか?と不安ではありましたが
ダメかどうかはやってみないとわからないので挑戦
結果的には、自分の現在の状況を知ることもでき非常によい選択でした
それでは、今回は(道中はすっ飛ばし)
要所の各シーンを写真で振り返ってみます!スタート!!
バス終点、今回の起点陣馬高原下に到着
会社へ行く人、登山をする人、通学をする小学生。混沌とする車内は着実に山の奥深くへ
陣馬街道の文字が、心を奮わせます
ズッシリ構え、訴えかける注意書きがクール
恒例のカメラ小僧あるある。一体誰得なのだろう・・・・
要望があってもなくても、そこにミラーがある限り続ける方針です
なかなか急な、坂をのぼり続けると現れる陣馬山山頂への道
陣馬山ハイキングコース
ハイキングとは一体なんだったろうか・・・?
私の知るハイキング、あれはハイキングの紛い物なのでは?
と、頭を悩ませてしまうほど
ハイキング感ゼロな男前な道です。臨まれる方は心しましょう
前へ前へ、上へ上へ無心で進みます
すると・・・
正面に見えるは第一目標であり、最大ピークを越えた証、白馬!
蜃気楼のように映っていますが、幻ではありません
真っ青な空と堂々とした白馬、絵になります
前回よりも澄んでいて空も遠くの山々も美しい
わかるわかる、撮りたくなるよね~。山頂の喜び切り取りたいよね~
どうやら私は、コイツの尻が好きなのかもしれない
白馬、ただいま。ペット感覚で親しみを持って触れる
もう白馬ばっかり見飽きたって?
これで最後。さて、景信山に向かいます
最初に一番高い山を終えているのであとは比較的なだらかな下り
ひらけた道は安心してのんびり進めます
小さなアップダウンを繰り返し、景信山に到着です
個人的に影信山の展望は過去の山々と比べ物にならないほど好みでした
山の高さと、下界との距離が絶妙
悠然とした大自然の中でみる
都会の喧騒を彷彿させるごみごみとした高層ビルや住宅地
この相反する二つが織りなす景色はもはや芸術
是非とも肉眼で、見てほしい。だから一緒に山のぼろう?
あぁ~。いくらみていても飽きない
影信山には是非ともまたきたい。朝日や夕日、夜景も愉しめたら最高
さぁ、進もう。向かうは、小仏峠を経て、小仏城山
次なる目標を前に気合い十分といったところでしょうか
小仏峠も先ほどと同様、小さなアップダウンを繰り返し下がる下がる
途中、たぬきに雑じる
どれが狸じゃないかわかりますでしょうか(サービス問題です。)
お、相模湖だ!
相模湖の文字は山の中で何度も目にするが、実際なかなか見られなくて思わず興奮
特筆すべき、ハードな箇所はなく、割とすぐに小仏城山に到着
初対面の人にはついつい人見知りしてしまいます。絶妙な距離感です
無理のある距離感。やはり時間をかけて縮めていくべきですね。※実生活において
ぜんざいと甘酒。渋いでしょう?欲するんですよ、疲れた体にこういうの
さーて。いよいよ、高尾山頂、そんでもってゴールの高尾山口駅!
ちょろいぜ~。
走ってでも行けるよこんなもん!
もう正直そんな感じ。そんな感じで出発
しかし、ものの数分で先ほどまで息まいていたことを後悔
いやいや待ってよ、きついよ?高尾
どうしちゃったのテーマパークは?
おかしいこんなの高尾じゃない!!
そう、今日の高尾は いつもの3割増しでキリッとしてた
いや、私の足がボヤッとしていたのか
20㎞歩き通した足は、ゆるゆる高尾にすら悶絶する始末
あと少し、あと少しと自分に言い聞かせ進む
そして高尾山が『俺だって山なんだぜ?』と山っぽい姿を
惜しみなく見せ付けてくる
最後の最後で、なんでこんなに急な階段を用意したのかと
理由を問いたくなるような階段を上り切り
遂に山頂!!!!3つの山と幾多の峠を超えた喜びは絶大
そりゃ~抱き着きますとも
景色がどうこうじゃない、魅力的な山TAKAO599
※嬉しさのあまり、字だって太く、濃く、斜めになっちゃいますよ!
周りの目などお構いなし。私は君が大好きだ。の図
感動を山頂に置いて、再び歩みだします。最後の力を振り絞り6号路へ
6号路を終えると高尾全コースクリアとなる意味のある貴重な下山です
※裏高尾と呼ばれるハードコースを終えればもはや高尾マスター(勝手に称号)
琵琶の滝を楽しみながら沢沿いを優雅に歩く
本日の締めくくりにぴったりな素敵なチョイスだとわくわく
しかし、この6号路の正体は、岩 岩 砂利 岩 砂利 岩 岩
追い打ちのかけ方がエゲツナイ。オトナゲナイ!
ちょこちょこ姿を現す道標の『高尾山口』
それを見つけるたびに
そのすぐ先ではないことは明らかなのですが
あの先がゴールであってほしいと懇願、願いも虚しく、岩岩砂利岩アタック
ようやく、ケーブルカー付近で賑わう人の群れ
無事終了
やっと、やっと、やっと終わったのだ!!!!
約7時間の縦走を終了し、あとは極楽タイムだ
とろろそばを食べ、温泉で心身を労る。あ~幸せ
最後に、今回のパーティーでもあるおかあに感謝
一人だったらいまだに縦走を決断できず挑んでいなかったと思う。心強い
そして、高尾山からわずか45分で実家に着く
ちょっとそこまで~的な距離感に驚愕。圏央道サイコー!
高尾がいかに都会に近いか、実家がいかに田舎であるか
何はともあれ、無事に一日を終えられ、達成感もあり満足
次もきっと高尾はまったく違う姿で歓迎してくれるだろう
高尾山御一行様(奥高尾)ありがとうございました!
《オマケ》
本日の歩数 40,800歩
本日の歩行距離 26㎞