霧ヶ峰(長野県)
夏に耳にするアノCM・三菱電機の『きりがみね~』
今回はそこへ行ってきました。
暑くなってくると、今までは家に篭りじっと耐え忍ぶか
近所のイオンの冷房を我が物顔で支配し屯するか・・・
そんなどうしようもない過ごし方をしていましたが
山は選び方により最大の味方になることを学習。
いわゆる避暑地。
そうはいっても暑いんでしょう?と疑念を抱いていましたが
結構、快適に過ごせるものです。まさに天然『霧ケ峰~♪』
エアコンのネーミングに霧ヶ峰を採用とはニクイねぇ三菱!
車山駐車場に車を停め山登り開始
まだ朝の5時台。人も車も少なめ。目の前にある大地の独り占め
そんな気分になれるのが早い朝のイイトコロ
まず出迎えてくれたのはニッコウキスゲの看板
この黄色くポツンポツンと咲いているのがニッコウキスゲ・・・
尾瀬(群馬県) - OYAMOUNTAINに行ったときコイツを見たかったのですが
この時点では、ん?こんなもん??
これならあの日が雨だったこともさほど悔やまないなと思いつつスタート!
可愛らしい看板。こういう処に泊まるのもまた一興なのだろう。個人的には現在のところ興味なし
現在いる駐車場を起点に、
車山山頂→蝶々深山→物見岩→八島ヶ原→沢渡り→駐車場
と、ぐる~と大きく一周する感じ。
登り始めはやっぱりキツイ。どこのどんな山でもそうだけど
体が慣れるまでの30分前後は愉しむ余裕など、ほとんどない
それに加えものすごい霧(霧ケ峰の霧だ!)で何も見えない何も撮れない
これが、湿原か~~~恐るべし!
と思っていたがそこは湿原ではなかったことが後から判明した
濃霧により何も見えないということは当然何も撮れないということ
つまり・・・・こういうことだ!!!!!
イキナリ山頂!
ここで解説。
着実にパーティーの数が、僅かながらではあるが増えている。
但し、これ以上増えるとは限らない・・・・理由は探らない約束
と、いうのも
死ぬまでに百名山を目指す父と
月一くらいでのんびり山に登りたいねと話していた母と
なんでもいいから休みの度に山へ行きたい自分との
3人で揃っての百名山登頂
記念すべき第一回目である
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もっと大きな拍手を!!!
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車山気象レーダー観測所
名前も存在も知らなかったが調べてみたらなかなかオモシロイもの見たみたい
財布を忘れて賽銭しないでお願いしました。バチが当たりませんように・・・・
さぁ、次へ!!
ちょうど、見晴らしの良い場所へ出たあたりで雲が切れだし、霧が晴れ
徐々に視界が開けていく。濃霧と澄み切った空の両方が見られ、最高!
これから進むべき道がはっきりと見えているというのもなかなかよい
手探りではない安心感と結構距離あるんだな!という高揚感のトルネード
ここで注目!
既にご存知の方も多いとは思うがこの子は先日仲間入りした新メンバーS-8
早速慣らしだ!と意気込んでいたが
この日は完全にS-8に遊ばれた一日だった。とにかく足が痛い!!
だが、このルックスで癖の強いじゃじゃ馬ときたら益々ほの字だ。
初めから従順な女が好きな男ばかりではない。そういう感じだ(ドヤ
下へ降りてゆくにつれ段々と暖かく空気も柔らかくなる
とても自然な感じでgood!!
緩やかな坂道を穏やかな気持ちで進むと花が咲き乱れていた
今回カメラマンが私ではないので花がきちんと撮影されている
とくとご覧あれ!!
タイトル:花と鼻
肌が汚いのかカメラの性能が良すぎるのか物議を醸すところだ
またしてもはっきりとわかるこれから歩む道
今度はしっかり上り坂だ
手探りではない安心感と結構距離あんなぁ!という高揚感がツイスト
黙々と歩き、蝶々深山に到着。
まるでバスガイドさんのような、すまし顔。周りにいた人も苦笑い(バスガイドさんごめんなさい)
さぁ、物見岩へ向け出発!
ヌカルンダ赤土がおかあを襲います。
滑りそうになりながらも持ち前の身体能力で何とかかわすおかあ
しかし自然が仕掛けるトラップに人間が勝てるわけありません。
しっかり滑ってました。
でも山登りは、滑ってなんぼ。そういうもんです。
一日一善、一山一滑 そういうもんだとも思ってます。では、ドンドン行きましょう
物見岩に到着です。
そういうことか定かではありませんが物見ができるほどの高さでは・・・
多分そういうことではないのでしょう。そうであってほしい。
それよりこれ。この写真を見るたびに
日曜午後6時30分、電波ジャックをしている国民的アニメサザエさん
これのエンディングのこのシーンを思い出してしまうのですが、私だけでしょうか・・・
ご自身の胸に手を当てて、どうか正直に。
周りの意見を気にせずにどうか、シンプル&クリーンな心でもう一度
個人戦か団体戦かの違いはありますがこれは“ある程度一致”と言っても
過言ではないのではないでしょうか?
※急募※
完全一致を目指し、いつか6人体制で挑めたらと意気込んでおります。
ビジターセンターで休憩。
足が極限に次ぐ極限な状態に陥っています
そんな折でも写真を撮られることだけは妥協しません
増え続けるニホンジカの食害から守るための電気柵に父が引っかかる
というプチアクシデント遭遇の先に待つのは
生まれて初めてみる湿原。
尾瀬で見られなかった湿原を見ることができたことに感動!
次こそは尾瀬の湿原をと誓う
あの歌の通り夏が来れば思い出せるくらいの思い出を湿原で作れたらな~そんな気分
ここからもうひと踏ん張り。
足の痛みはピークを越えてきているがこうこなくっちゃと
逆境に打ち勝つべく、燃え上がる闘志
行き交う人の挨拶にも応じられないほどなのに
がむしゃらになっているときって
どうしてこんなに気持ちがよいのでしょうか?
激しく襲う痛みと、ここまでこんな坂道なかったろ?どうした急に!?
というスポ根漫画並みの絶妙なタイミングでの窮地に耐えます
朝いた場所へ無事戻り
車山駐車場に車を停めての山登り終了です!
遠くに見える丸い物体、気象台
こんなに小さく見えるってことはいい距離歩いた証です
頭の上に気象台。鏡餅みたいになってます
ほぼ同じ場所で撮ったニッコウキスゲ。朝と昼とでは全然違う!
登山者だけではなく、景色や空気だけを味わいに来る人もいっぱい
絶景を見るだけだったらロープウェーもあるので
夏こそ家を飛び出して、ホンモノの霧ヶ峰で涼んでみては!?!?
昼頃には、駐車場は満車に近い状態で出待ち車も多かったので注意!
この後、長野の土産をしこたま買って、信州ばくだんおにぎりに舌鼓を打ち
3連休最終日の中央道・小仏トンネル渋滞を体験し
沖縄料理屋(高円寺)でチャンプルーとサーターアンダギーを食べ大満足。
やはり山登りは素晴らしい!
早く起きていい気分・夜までたっぷり時間を使える
達成感と自然の力で満ちる心
またしてもいい休日。次の山も愉しみだ。
あーでもその前に!
ゴローへ行って足の痛みを伝え必要ならば調整してもらわねば
※閲覧注意。特に右足踵とつま先が痛かった~
普通の靴だって履き慣れるまでに時間がかかるのは当然
革の登山靴となれば、多少の痛みはやむを得ないだろう
ここからどんな風に自分の合ってくるのか
そこをしっかり実感できれば問題なし!次の休みはゴローだ
ではでは、霧ヶ峰に敬礼!!
因みに霧ヶ峰登山は、30,000歩でした~