霧ヶ峰(長野県)
夏に耳にするアノCM・三菱電機の『きりがみね~』
今回はそこへ行ってきました。
暑くなってくると、今までは家に篭りじっと耐え忍ぶか
近所のイオンの冷房を我が物顔で支配し屯するか・・・
そんなどうしようもない過ごし方をしていましたが
山は選び方により最大の味方になることを学習。
いわゆる避暑地。
そうはいっても暑いんでしょう?と疑念を抱いていましたが
結構、快適に過ごせるものです。まさに天然『霧ケ峰~♪』
エアコンのネーミングに霧ヶ峰を採用とはニクイねぇ三菱!
車山駐車場に車を停め山登り開始
まだ朝の5時台。人も車も少なめ。目の前にある大地の独り占め
そんな気分になれるのが早い朝のイイトコロ
まず出迎えてくれたのはニッコウキスゲの看板
この黄色くポツンポツンと咲いているのがニッコウキスゲ・・・
尾瀬(群馬県) - OYAMOUNTAINに行ったときコイツを見たかったのですが
この時点では、ん?こんなもん??
これならあの日が雨だったこともさほど悔やまないなと思いつつスタート!
可愛らしい看板。こういう処に泊まるのもまた一興なのだろう。個人的には現在のところ興味なし
現在いる駐車場を起点に、
車山山頂→蝶々深山→物見岩→八島ヶ原→沢渡り→駐車場
と、ぐる~と大きく一周する感じ。
登り始めはやっぱりキツイ。どこのどんな山でもそうだけど
体が慣れるまでの30分前後は愉しむ余裕など、ほとんどない
それに加えものすごい霧(霧ケ峰の霧だ!)で何も見えない何も撮れない
これが、湿原か~~~恐るべし!
と思っていたがそこは湿原ではなかったことが後から判明した
濃霧により何も見えないということは当然何も撮れないということ
つまり・・・・こういうことだ!!!!!
イキナリ山頂!
ここで解説。
着実にパーティーの数が、僅かながらではあるが増えている。
但し、これ以上増えるとは限らない・・・・理由は探らない約束
と、いうのも
死ぬまでに百名山を目指す父と
月一くらいでのんびり山に登りたいねと話していた母と
なんでもいいから休みの度に山へ行きたい自分との
3人で揃っての百名山登頂
記念すべき第一回目である
/
もっと大きな拍手を!!!
\
車山気象レーダー観測所
名前も存在も知らなかったが調べてみたらなかなかオモシロイもの見たみたい
財布を忘れて賽銭しないでお願いしました。バチが当たりませんように・・・・
さぁ、次へ!!
ちょうど、見晴らしの良い場所へ出たあたりで雲が切れだし、霧が晴れ
徐々に視界が開けていく。濃霧と澄み切った空の両方が見られ、最高!
これから進むべき道がはっきりと見えているというのもなかなかよい
手探りではない安心感と結構距離あるんだな!という高揚感のトルネード
ここで注目!
既にご存知の方も多いとは思うがこの子は先日仲間入りした新メンバーS-8
早速慣らしだ!と意気込んでいたが
この日は完全にS-8に遊ばれた一日だった。とにかく足が痛い!!
だが、このルックスで癖の強いじゃじゃ馬ときたら益々ほの字だ。
初めから従順な女が好きな男ばかりではない。そういう感じだ(ドヤ
下へ降りてゆくにつれ段々と暖かく空気も柔らかくなる
とても自然な感じでgood!!
緩やかな坂道を穏やかな気持ちで進むと花が咲き乱れていた
今回カメラマンが私ではないので花がきちんと撮影されている
とくとご覧あれ!!
タイトル:花と鼻
肌が汚いのかカメラの性能が良すぎるのか物議を醸すところだ
またしてもはっきりとわかるこれから歩む道
今度はしっかり上り坂だ
手探りではない安心感と結構距離あんなぁ!という高揚感がツイスト
黙々と歩き、蝶々深山に到着。
まるでバスガイドさんのような、すまし顔。周りにいた人も苦笑い(バスガイドさんごめんなさい)
さぁ、物見岩へ向け出発!
ヌカルンダ赤土がおかあを襲います。
滑りそうになりながらも持ち前の身体能力で何とかかわすおかあ
しかし自然が仕掛けるトラップに人間が勝てるわけありません。
しっかり滑ってました。
でも山登りは、滑ってなんぼ。そういうもんです。
一日一善、一山一滑 そういうもんだとも思ってます。では、ドンドン行きましょう
物見岩に到着です。
そういうことか定かではありませんが物見ができるほどの高さでは・・・
多分そういうことではないのでしょう。そうであってほしい。
それよりこれ。この写真を見るたびに
日曜午後6時30分、電波ジャックをしている国民的アニメサザエさん
これのエンディングのこのシーンを思い出してしまうのですが、私だけでしょうか・・・
ご自身の胸に手を当てて、どうか正直に。
周りの意見を気にせずにどうか、シンプル&クリーンな心でもう一度
個人戦か団体戦かの違いはありますがこれは“ある程度一致”と言っても
過言ではないのではないでしょうか?
※急募※
完全一致を目指し、いつか6人体制で挑めたらと意気込んでおります。
ビジターセンターで休憩。
足が極限に次ぐ極限な状態に陥っています
そんな折でも写真を撮られることだけは妥協しません
増え続けるニホンジカの食害から守るための電気柵に父が引っかかる
というプチアクシデント遭遇の先に待つのは
生まれて初めてみる湿原。
尾瀬で見られなかった湿原を見ることができたことに感動!
次こそは尾瀬の湿原をと誓う
あの歌の通り夏が来れば思い出せるくらいの思い出を湿原で作れたらな~そんな気分
ここからもうひと踏ん張り。
足の痛みはピークを越えてきているがこうこなくっちゃと
逆境に打ち勝つべく、燃え上がる闘志
行き交う人の挨拶にも応じられないほどなのに
がむしゃらになっているときって
どうしてこんなに気持ちがよいのでしょうか?
激しく襲う痛みと、ここまでこんな坂道なかったろ?どうした急に!?
というスポ根漫画並みの絶妙なタイミングでの窮地に耐えます
朝いた場所へ無事戻り
車山駐車場に車を停めての山登り終了です!
遠くに見える丸い物体、気象台
こんなに小さく見えるってことはいい距離歩いた証です
頭の上に気象台。鏡餅みたいになってます
ほぼ同じ場所で撮ったニッコウキスゲ。朝と昼とでは全然違う!
登山者だけではなく、景色や空気だけを味わいに来る人もいっぱい
絶景を見るだけだったらロープウェーもあるので
夏こそ家を飛び出して、ホンモノの霧ヶ峰で涼んでみては!?!?
昼頃には、駐車場は満車に近い状態で出待ち車も多かったので注意!
この後、長野の土産をしこたま買って、信州ばくだんおにぎりに舌鼓を打ち
3連休最終日の中央道・小仏トンネル渋滞を体験し
沖縄料理屋(高円寺)でチャンプルーとサーターアンダギーを食べ大満足。
やはり山登りは素晴らしい!
早く起きていい気分・夜までたっぷり時間を使える
達成感と自然の力で満ちる心
またしてもいい休日。次の山も愉しみだ。
あーでもその前に!
ゴローへ行って足の痛みを伝え必要ならば調整してもらわねば
※閲覧注意。特に右足踵とつま先が痛かった~
普通の靴だって履き慣れるまでに時間がかかるのは当然
革の登山靴となれば、多少の痛みはやむを得ないだろう
ここからどんな風に自分の合ってくるのか
そこをしっかり実感できれば問題なし!次の休みはゴローだ
ではでは、霧ヶ峰に敬礼!!
因みに霧ヶ峰登山は、30,000歩でした~
ゴロー(東京都)~番外編~
安全に、快適に登山を愉しむうえでの必需品(三種の神器)
『雨具』『ザック』『登山靴』
今回は、『登山靴』を新しくした話
その際、靴が破れたとのことで登山靴を新しくした父
その靴に一目ぼれし、私も購入
巣鴨にある、『ゴロー』
またしても父に無理を言って、一緒についてきてもらいました
店内も、店主の風格も量販店とは全く別物
職人のアトリエな雰囲気に
特別なモノを買いに来たのだな~と、既にご満悦
早速、測定・自分の足に合う靴の選定
入店から滞りなく作業が進みます
店内には沢山の登山靴が並んでいます、美しい・・・
その中から迷わず、S-8でお願いしました
女性らしさ、可愛らしさ、ファッショナブルに足元を彩りたい
そんな方にはブーティエルがおススメです
が、無論私はガッツリ登山。男前上等!!
脇目も振らず、即決
足の幅や高さ、長さ、足の柔らかさまで測定して頂き
23㎝細に決定
暫く、店内をウロウロ
山を登るイメージを抱きながら階段の上り下りを繰り返し
痛い部分や、違和感などがないか入念にチェック
すっかり気に入り、なかなか脱げません。もう自分のモノになった気でいます
父を待たせていることも忘れ、暫くS-8を履いたまま・・・
受注生産がメインで本来3か月ほど
受け取りまでに時間を要するのですが店頭に希望サイズがあり
その場でお持ち帰り!
大きな買い物にはなりますが百名山制覇を目指していますので
自分の足を守るため、正しい選択
(おかあも誕生日が近いのでとお金を出してくれました。ありがとう!)
何より、一緒に百名山制覇を目指す父と同じ靴というのは
大変 “乙なもの”
今から登るのが愉しみで仕方ありません
この靴があちこちの山のてっぺんを踏みしめるのだと思うと
ものすごい物語の始まりに期待で胸がいっぱい
ありがとう、ゴロー
よろしくね、ゴロー
S-8が入った紙袋をぶら下げ、嬉しそう
さぁ、ここからはお手入れ
まだ、黄土色のウブなわが子にクリームを摩り込んでいきます
まるで命を吹き込む儀式のような感動
愉しい、楽しい、素晴らしい!と快調なすべりだし
しかし、あまりに下手なので9割方・父にやってもらうという情けない結果に
あのまま自分で続けていたら大事なわが子がどんな惨い姿になっていたか・・
まあ、自分不器用ですから!
どうですか!この神々しい褐色!!!!
これから岩や土で、荒々しい姿になっていくS-8
傷さえも格好良くCOOLに育っていくと想像するだけでワクワクする
癖のあるS-8を自分の足と一体化させ自由に操れるようになるまで
少しの時間が必要となりそうですが
しっくりとなじんでくる頃には登山経験値も高まり
ますます登山が愉しくなっていること間違いなし!
尾瀬(群馬県)
夏が来れば思い出す〜〜〜
行ってきました憧れの尾瀬
気象庁の週間天気予報は無情にも雨予報を続け
雨雲レーダーは数時間後の群馬上空に青い帯を表示させる
どんよりとした空の下、新宿西口郵便局前でバスに乗り込む
高速バスに乗るのは生まれて3度目
1度目は富士急ハイランドへ行くとき(10代だったか20代だったか記憶にない)
2度目は桜島へ行くとき(10代だったか20代だったか記憶にない)
高坂SAまではなんとか持ち堪えていた曇天が
片品村に着く頃には絵にかいたような大雨に
ここまで潔く降ると返って愉しめそう、この豪雨
普段ならこんな雨の中、外歩かないじゃん
普段なら雨降ったくらいじゃ足首まで水溢れないじゃん
普段なら雨で増水した濁流とか見られないじゃん
やたらワクワクしてきたんですけど!
私がパンフレットで見た、尾瀬はこんなんじゃなかった
とても険しい
前を向いて歩くと顔に、下手すりゃ目の中に雨が突撃
慎重に、山の中を川の中を歩いていく
奥多摩にオコジョを見に行きたくてバイクで通ったことを思い出します。その時に免許が・・・・
森の中ではなく小屋の中に飾られていた写真である
なんと山の鼻小屋まで行って戻ってきた(つまりいわゆる尾瀬まで行ってない)
私が弱いんじゃない
猛威を振るう自然界の前では誰でもきっとこうだ・・・・!!!
今までに感じたことのない悪寒
山の中で遭難したら生き延びるのは不可能だななどと考えながら戻る
15:30 集合のところ、13:30には戻ってくるという
トリッキーな時間配分でお土産を散策する時間をたっぷりと取得
どうですか!!本日の戦利品
Patagonia の パロディ(パロディという言い方はよくないか)
Ozegahara Tシャツ
正直、購入以外の選択肢はナイ!!!脳がそう叫んでいる。
そして【百名山タオル】
暖簾と手ぬぐいと悩んだけど、山に行くときに使えるのはタオルだし
暖簾どこにやるんだろ。手ぬぐいって薄いよね、使えないよね?ってことで
脳内会議を繰り広げ色が紫っぽいってこともありタオルに決定
※ピンクに見えるって?これは紫なんですよ。私にはわかる、これはpurple.
と、これで私の初めての尾瀬は終了するのですが
無論これで尾瀬に来たとカウントするわけにはいきません
だって、オコジョの写真以外何も見てませんから
ニッコウキスゲが見頃を迎える近日
万全な晴れ予報の休日にもう一度行ってきます
時間をたっぷりとり、本来の尾瀬をこの目で確認しなくては
<完>
え?マジでこれで終わりなの?
尾瀬行ったかどうかわかる写真なくない?それが正しい反応です
モッタイブッテスミマセン、アルヨ!ミンナホシイノ、アルヨ!
雨の降る山の中は7月であっても極寒です。凍てつく指先、震える体
人間の小ささを感じるよい経験でした
尾瀬なら、雨でも大丈夫っしょ。
雨でも、尾瀬なら大丈夫っしょ。
そういう考えは絶対にやめたほうがよいと、隣のあの子に教えてください
《喋り足りないのでオマケ》
上高地に以前行ったときに見たあの山々、写真を見返して思う
富士の麓へ遊びにちょくちょく行ってたあの時の写真を見て思う
山は登るためにあるんだな~
と、いうことなので次の山も・その次の山も見据えてる
冬までにいっぱい体力をつけて冬も山へ繰り出します!
今度こそ、終わり
雨がすご過ぎてカメラが壊れないように車内に置いてきた結果写真が全然取れませんでした。仮に、防水の携帯が手元にあっても写真を撮るほどの余裕はないほど過酷でした。写真の少なさで険しさを汲んで下さい。
赤岳(長野県)
山をはじめて仕事は二の次で週間天気予報をチェックするようになりました
そんな私に好機が訪れました。無論、その好機を逃すわけにはいきません!
そう、実に15日ぶりの山登り
梅雨のこの時期、貴重な晴れの日予報。久しぶりの山。
ふさわしい山は何か。悩んで悩んで悩んで、選んだのは・・・赤岳
場外から『なにそれ?』『どこそれ』『というか山なの?』聞こえてきます
深夜3時。
高鳴る胸をおさえ中央フリーウェイ
調布基地を追い越し、山へ向かっていけば
雨雲がフロントグラスを染めて広がります
深夜4時。
不安を抱えつつ進む中央フリーウェイ
右に見える大きな雨粒
左に見える大きな雨粒
この道はまるで滑走路 地獄に続く
早朝5時。
しかし、ここで転機が訪れます。不安をかき消すように現れた陽に照らされた
悠然とそびえる山々。ところどころ残る雪までしっかりと確認できます
早朝6時。
八ヶ岳山荘に到着。アタック開始です。
八ヶ岳山荘~南沢コースで行者小屋~地獄の頭~山頂
そして今回のパーティー。超人・50過ぎの父
毎日筋トレ、ランニング、食事も意識高い系
プロテインとアルコールで構成されており
その辺の20代男子には引けを取らない(比にならない)ため不安はゼロ
寧ろ、今回の山なら心強い味方
まず、駐車場所を盛大にミスる。
我々が一所懸命登る道を車が何台も通過
負けない心を養いながら登山道に到着
近くにあった、いかにも美味そうな水を美味そうに飲む
歩き始めてすぐもうこんな感じ。どこからどう見ても自然
もはや今歩いてきた道も、これから進む道も危うい
いかつい岩と、はしゃぐ父
いかつい岩と余裕の笑みの父
ちょっと寄り道
ゴロゴロ岩の面白味を満喫
岩に囲まれ嬉しそう
そして転落。 ※コケには注意しましょう
詰まれた石の山にほっこり
崩れてきたら死にます。右端に見える四角いのは、誰かの墓でした。誰だっけな・・・
言うまでもなく岩です。歩きやすい道は存在しません
ちょっと一休み。母親に電話をかける父。標高2000を軽く超えてます。余裕で繋がってます
エリアカバー率最強の名にふさわしい。さすが、docomoです
遠くに見えている山、あれが目指す場所
さらに拡大するとこんな感じ。ウヒョ!どーやって登るの?
山の中でヘリポート発見。これは嬉しい
行者小屋に到着です
お腹が空いてもう歩けない・・・
あろうことか事前に買ったチョコレートを車に置いてきてしまうというウッカリさん
いいやいいや、せっかくだ
山荘でなんか食べよう!ラーメンあるじゃんか!
ポッケをまさぐり、唖然・呆然
前夜、おかあが持たせてくれたお金を車内に置いてきた
ウッカリさんなんてレベルで片付かない。何やってるんだ私・・・
そんな私に最後のおにぎりをくれた父。それを貪りながら思った。なんかいいかも、この登山
ここまでゆるゆる~と進んできたようにも見えますが
そこそこハードでとにかくあほみたいに距離が長い!
しかし、赤岳のホンキはここから先
まず、道が前にではなく上に伸びています。
このドイトをはじめとするホームセンター各種に置いてありそうなハシゴが
ご自由にどうぞ~という感じに設置されていますが
このハシゴが設置されている場所は、こんなんです
踏み外したら終わりだったでしょう。
滑落死の危険と隣り合わせな道なき道を歩き続ける
険しい道、振り返れば下も横も上にも険しい山肌
これだけの絶景で、まだ途中
どうですか。溜息がでるほどの絶景
ずっとずっとこの目で見たかった、雲海
満を持して、至高
標高2500Mを超える場所でもこんな風に花は生きている
これってとてもスゴいこと
綺麗とか、癒されるとかそういうんではなくもっとこう
圧倒される何か。純粋に強さを感じる
さあ、いよいよ山頂まであと少し。一歩一歩前へ
最後の最後まで、急。
きつくなればなるほど愉しくなる。奮い立つ。頂上が待ち遠しい
いよいよだ・・・・・・・!
2899Mの頂きに向けラストスパート
そして遂に
遂に・・・・・
八ヶ岳・主峰 赤岳 2889M
雲の上。雲が下。天空の城
見てください。このドヤ顔。そりゃこうなります。
いつまででも見ていたい景色ってそうない。でも赤岳山頂にはある
だってほら見て、雲が目下
そりゃ、足だって組みたくなるよ当然だよ
山頂を十分に満喫し残すは下山
しかし
きついが比較的安全な登りに対し下山はとにかく危険
優雅に写真を撮っていられる状況ではなく
必死に岩に食らいつく
消耗した体力、続く岩場で感覚を失いかける足
滑り・転がり・躓き・縺れなんとか戻る
そして、スタートから凡そ8時間。無事駐車場に到着
今回、学んだことはパーティーの重要性
登る山の難易度に応じ、同行する人をしっかりと選ぶことの大切さ
一人では登り切れなかったかもしれない
山は体力や技術だけの問題ではなく精神的な安定性がものをいう
もうダメかも。なんだよこれは!?
そんな時に、信頼のおけるパーティーの存在は不可欠だ
赤岳を登るにあたり、50オーバーの超人をチョイスしたのは大正解だ
現在、自分の周りでこの山を共に制覇できる人は他にいないと断言できる
十分なペースを保ち、気を遣わず、過度の心配も不要
何より好みや感覚が似ているベストパートナーだ。こんな近くにいたとは・・・
赤岳を終え、次の山を考えるとき自然と
あの山に行くならまた一緒に行けたらなあ~
こんな山連れて行ったら喜ぶだろうな~
そんな風に考える楽しさを知った
山をはじめて、ますます一人の楽しさを知ったと思っていたが
組む相手次第では何倍も登山が愉しくなる
一人では雪山は不安だが、もしかしたら一緒ならば行けるかも
そんな考え方ができるようになった素敵な山だ
八ヶ岳は聞いたことあるけど、赤岳って何?!
赤岳の魅力は登らないと十分には伝わらないだろ
だからこそ、行ってみてほしい
マイナーな山のスペシャル奥深い味わいを是非
見せたい景色がいくつもあるからいつか家族4人で挑みたい
赤岳鉱泉を経由し今回通らなかった北沢コースで
そして必ず、横岳・硫黄岳を縦断し更なる達成感を得たい!
更なる野望を胸に赤岳と父に感謝し終了
≪追記≫
登山中の遭難者や死亡者が少なくない山でもあるようだ
十分に登山をする方は気を付けてほしい
今回山頂付近で、奇妙な出来事があった
非科学的な物事は一切信じないのだがどうにもこうにも
フツーではない珍事件が起こった
(99%ありえないのだが)もしかするともしかして・・・
出来事の真実は定かではないが
一歩間違えれば真っ逆さま。死んでしまうことは事実だ
私たちが見たかもしれない、霊・・・?
この世に未練を残したりしないで済むように
日々、前向きに生きていこうと思う
で、あの山頂付近で出会った女性二人は一体・・・・・
終
オマケ:赤岳山頂から見える山々
オマケ2:せっかくだもの寄ってみた!
オマケ3:おかあにお土産。八ヶ岳ジャム
私が、いちごジャムでいいんじゃない~と言ったとき
おとうは、でも目に良いのはブルーベリーだと言った
おかあは、目がよくなるようにと日頃から確かに目に良いといわれるものを好んでいた
ん~。さすがだなー。
でもって、私はどこまでも自分本位(自分はいちごが好き)だなぁ~と改心した
オマケ4:誤差はあるが、約25㎞・40000歩
本当にこれで終わり!オマケのオマケのオマケ!
今回は写真を撮る側が多かったので居るか居ないか不明だが
居るかもしれない私のファンのために
( ^ω^)・・・
こんな最後でよいのだろうか?私のブログなんだからいいでしょう!
金峰山(山梨県)
出発数時間前、家が壊れるのではないかと心配するほどの大雨が降っていたが
それは、夢だったのかもと思うほどの快晴で挑んだ金峰山
※読みは『きんぽうさん』または『きんぷさん』
登山中も当然、つらい箇所はあったが
それよりも何よりも登山口に着くまでが今までで一番過酷だった・・・・
首都高と中央道の高速に見事にはまり、焦る気持ち
山頂で食べようと前日に用意していたお気に入りのピーナッツコッペパンを
渋滞で進まぬ車内で食べきってしまったのは大変な誤算だ
無事、勝沼ICで降りあぁ懐かしい。小さい頃にきたぶどう狩りの近くか~
といつも通りドライブを満喫していたが途中でただならぬ不安を覚える
目指している大弛峠に一向に近づいていない
あるいは近づいてるんだろうけど時間がかかりすぎていることに気づく
一度地図を見直す
んー。間違ってはいない。間違ってはいないが、あと2時間はかかる
前述の高速渋滞により既に時間は9時台だ
この時点で、今日はついていないのかな~と挫折しかけるがもちろん進む
途中“フルーツライン”だの“クリスタルライン”だのを走行し
随分ポップでファンシーな名前が多いな~と余裕をぶっこいていると
明らかに、大宮ナンバーの軽自動車はフィールド違いな峠に到着
奥多摩、秩父の峠道で遊んでいたんだ。こんなもんなんてことない!
と、自信をもっていたのはほんの数分
10㎞もせず、車が1mくらい飛び跳ねたのでは?と錯覚するまでに
どうやらダムが途中にある。そして目的地はそれより更に奥らしい
あ・・・・・・・・・・ダムだ!!!!!!
一気にテンションがあがり。わざわざ降りて撮影。※時間は、既にだいぶ押しています
ダムを見て元気が出たのか、その後は焦りや不安も消え、林道を眺める変わりよう
そして、駐車場に到着
駐車場が空いているかどうか。失念していましたが、奇跡的に1台目の前で空きました
来て初めて知りました。車で越えられる峠としては日本一の標高だそうです。
日本一などのネームバリューに弱いですので感動も一入
それではようやくスタートです
暫くは、岩だか木の根だかわからない道を歩き続けます
どちらでもない、いやMIXというのが正解でしょう
何かわからないけど、気になる山が。この小さな山ならすぐ登れるな・・・・遠い目
すると前ではなく上に伸びる道が
より正確には、前ではなく上に伸びる道しかありません
ここを進めばいいのでしょうか?
答えはYES。誰も答えてはくれませんがそれしか考えられません
案外楽しく登れました。THE 岩
登った先にまつのは絶景!
ふぅ~。随分あっけなかったな。金峰山
とんだ間違いです
今やっと登ってきたのに、直後に急降下させる道が現れます
そう。金峰山へ行くためには登ったり下りたりだったのです
登って登って、登ってゴールではなく
登って、下りて、登って、下りて、もっともっと登って・・
つまり帰りも下りて、下りて、登って、下りて、登って・・・・ということ
ある程度の登り下りを終えると急に神秘的な森の中へ誘われます
何かしらのケモノと遭遇してもおかしくありません、怖いです
まだ雪が残っている場所も。
そして急に視界がひらけます
おおお!おおおお!遂にか!?
いかにもすぐそこ頂上。な雰囲気を漂わせています。最高!
( ゚Д゚) え?
頭の中では、埼玉郷土かるたの
“長瀞は~ 地質の宝庫~ 岩だたみ~”が再生されました。岩に憑りつかれてます
そしてこの上の画像にヒントが隠されているのですが
この後重大な事件に見舞われます
その前に、正面に見える大きな岩。金峰山のシンボル五丈岩
大変気に入りこのあたりをウロウロ30分ほど歩き回りました
あれ? この先は下りだぞ?
五丈岩の後は、また別の道始まってるぞ。山頂は?
ん?金峰山山頂→ 何かの間違いであってほしい。今通ってきた方向を指しています、山頂
そうです。あろうことか山頂を見過ごしていました
近くにいた方に、『山頂はどこですか?』と間抜けな質問をして
少し戻ったところにある山頂まで案内していただきました・・・
お分かりいただけますでしょうか?先ほどの写真です
写真右下
〇〇〇〇 お団子のような、茶色いそれ
これこそ頂上です!
颯爽と通過してました
山頂案内をしてくれた方に写真をお願いしたところ
ここもいいよ!あそこもいいよ!はい、そっち立って!!!
と私以上に意気込んでくださり充実した撮影タイムに
何かポーズをとらねばと思い、咄嗟の判断でこれ。他になかったのか・・・
親切な山頂カメラマンに別れを告げ、コースを伸ばしてみました
本当はここで終わる予定でしたが予想以上に早く着いたので!
五丈岩の向こうに、続く道
30分ほど進み、向かいから来たご夫婦に話しかけます
『どこから登ってきて、どのくらいの時間がかかりましたか?』
のんびり歩いてきて5時間。あなたの足なら3時間あれば大丈夫ですよ
大丈夫ではありません。却下です!
無理はしないと学習しました。
次回は、長野方面から今回通らなかった道で登ろう。そう誓い引き返します
来た道をそそくさと戻り、途中山頂にいた方々を数組追い越し
追い越す度に速いね~。健脚だね~。頑張って!
と褒められるごとに気分もよくなりペースがあがっていきます
【注】相変わらず単純ですね。登山の基本は同じペースで無理しないことです
右側の緑の中をよ~く見ると
花が咲いています。名前はわかりません
なぜ青い? 綺麗な色です、不思議です
奥深い森を越え、だいぶゴールに近づいてきました
数時間前、ここが山頂ではないのか!と嘆いたのが嘘のような清々しい気持ちで戻ります
体力も十分にあまっており、時間にも余裕があり、軽快に下山
実に気持ちよく愉しく下りていきます
/
ガサッ
\
嘘だろ。まじかよ。嘘だよ。嘘だよね?
人だ、人に違いない。横に道はないけど、横から人が登ってきているに違いない
人だとしても怖い。いや待て、最悪の事態を想定するんだ。熊より人がイイ!!
お願い助けて!!!熊やめて!勝てない!!!
deeeeeeeeeeeeeeeer!
まさか、山の中で『水曜どうでしょうかよ!』
と口に出すだなんて思ってもいません。誰にも見られていないことを祈ります
鹿とはいえ、猛追されたりしたら怖いので息を殺し立ち去ります
恐らく一切の音を立てずに逃げました。華麗なる忍びでした
鹿、遭遇後の記憶はほとんどありません
気づいたら駐車場に戻っていました。多分、イリュージョン
帰りは、何かと世話になる大菩薩峠経由
今日だけで250㎞近い峠走行をし山頂以上の達成感を味わいました
走りなれた国道に出ると、運転がいつもの5倍は簡単に感じられ
運転が上達したような危険な錯覚に陥りました
こうして、無事金峰山2599Mを攻略し次なる野望を抱き終了です
《おまけ》
休日に山へ行くようになる前自他共に認める雨女でした
しかし、ここ最近休みの前後は雨でも当日は必ず晴れます
天気さえも私の登山を応援しているのですね。有難い
結びに、次の登山は鈴持っていきます。完
でも鈴って意味あるのかな?心配だ???
茶臼岳(栃木県)
前回の屈辱を晴らすべく、早速ですが茶臼岳に
▼前回の屈辱は、コチラ
前回、平地に立っているのもやっとなほどの強風で撤退
出発前に確認をする方法がわかり今回はしっかり確認
《登山に適している》とあり、今日しかない!!と出陣
拍子抜けするほど無風で、寒さもほぼ感じず
必要以上に持って行った防寒着は結局使わず
しかし
準備万端にすることに意味があります(本当大事)
足取りも軽やか、常にスタスタと登ってました
初・登山者カード記入!!ならず。
期待していたのでガッカリでしたが、紙が入っておらず記入できず。
登山口。ここから先は、暫く石畳の階段です
あ!・・・・山の神
まさか、山の神とこんなところで遭遇するとは・・・・
この山の最大の魅力は樹林帯がほぼないこと
これは虫が苦手で、歩きながら全方位景色を堪能したい!
そんな欲張りな人のための山(まさに私のため)
山頂までの景観の良さを猛プッシュします
行きも帰りもこういう道を歩きます。ん~邪魔するものが何もない
荒々しい岩を登りながら、進んでいきます
途中、スニーカーで登っていた女の子が
『あ~。せっかく買ったのに汚れちゃったよ~』と嘆いていました
うん。汚れて困る格好で山に来るのはどうかと・・・
寧ろ、山に来ないほうがいいのでは・・・
もはや、ビーナスフォートにでも行ってなさいよ!!
と、心の中で呟き通過
黙々と突き進む、時折来た道を振り返るを繰り返し
おお~もう少しで頂上だ!
と、思ってから少し歩き・・・・
到着!!!!
1900M超、頂いちゃいました!
山頂の鳥居。登山口にもあったね
超ミニマム。可愛い神社
お鉢巡りも終え、予定では下山でしたがなんか全然疲れてない
物足りない!
まだ山歩いた気がしない!このままじゃ帰れない!!!!!!
ということで、時間も体力も有り余っていたので急遽
茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳・縦走
来た道を見て、満足気に頷き
行く道を見て、期待。あ~来てよかった~~~。ただそれだけ
山を眺め
空を見上げ
山と空のコントラストに感動
と、のんびり歩いていると
某テーマパークの『サンダーマウンテン』を彷彿させる道に
ぇ・・・・明らかにキッズの靴。不釣り合いもいいとこ
ここはHOLLYWOODか?
と見間違う、とても画になるスリリングな道を突き進み
下を見ても、上を見ても、横を見ても本当楽しい
これぞ、大パノラマ。360度眺めまくる
写真で見るよりハードではないので、ほとんど疲れず朝日岳山頂まで、あと少し
相当余裕があったのだろう。コンデジで自撮り
奇跡的に他人に撮ってもらったみたいに見える
※一人なので自分で撮るしかない。やむを得ない。例え恥ずかしくても
※なので、早く誰か一緒に山のぼろう・・・・・・・ 切実
そして、朝日岳山頂到着
また、鳥居だ!
登ってきた道を眺める優越感、右に出る行為なし
大きな岩を見つけて座り込む。時間の流れが本当に止まる
登頂後、暫く人が来なくて山頂での写真が撮れないかも・・・
と、消沈していたところ一組の夫婦が!
自ら、お二人並んで撮りますか?撮りますよ!と
頼まれてもいないのにカメラマン体制に
で、撮り終えたと同時に
『すみません~。お願いしてもいいですか?』(遠慮はしません。)
なんかちょっと思っていたアングルとは違うけど(図々しい)
まあ来たことが分かればそれでいいよね!
清水平を経て・三本槍岳へ向かいます
の、前に!お腹が空いたので饅頭食べます。無論つぶあん
大事なことなのでもう一度。中身は《つぶあん》です
これがこしあんだったら、恐らく縦走達成できていません下山も危ういです。つぶあん最強
つぶあんネタがしつこい上に大変申し訳ないのですが
ここで、カメラの電池が切れてしまいます!!!!!
反省点としては、つぶあん撮影に時間を割きすぎたことでしょうか
ですので、道中で撮った写真で終わります!!(半強制)
靴と同じ色の石
錆びた石
確か、朝日岳山頂
流れる雲
遠くに見える、まだ雪の被った山々。あ~登りたい!
まとめ
茶臼岳(ちゃうすだけ)は栃木県那須郡那須町にある標高1,915mの山であり、数枚の溶岩流、火砕流、頂部の火砕丘、溶岩円頂丘から成る成層火山である。山体は日光国立公園に属す。日本百名山のひとつ、那須岳の主峰、または那須岳の別称である。
茶臼岳は那須岳の別称またはその主峰であり、噴火口を伴う山頂部は栃木県那須郡那須町にあるが、その裾野は那須塩原市や福島県西白河郡西郷村にまで及ぶ。那須の山々は茶臼岳の山裾に乗っていると云ってよい。 (wikipediaより)
要約すると
皆の憧れ、那須にあるほぼ2000Mの火山に登ってきた。
しかもこの山、日本百名山って言ってすごい山。何がすごいって本当美しい!
そんでもってこの山の裾、福島のほうまであるんだよ?
那須の山々は、今日上ってきた茶臼岳の上にあるってことで茶臼最強!
こんな感じ
つまり、私の休日最高またしても最高!!!
こういうこと
駐車場に無事停められてよかった。どれか直ぐわかったら今日の運勢は★★★
ロープウェイもあるから、ご家族で観光にもgood!
あ、これ凄い大事なこと最後に一つ
小学生くらいの子でも楽々登れるよ~~的な内容のサイトが多いけど
それなりに覚悟を持って、それなりの格好でこないと普通に危ない!
どの山もそうだけど、結構『初心者ホイホイ』な説明が多いから注意
この山、楽々登れる小学生ってMARVEL級の超人の子じゃん?って
心配になることが結構ある。
んで、この山は・・・・・まぁギリギリOKかな~
果てしなく主観です。悪しからず。防寒はしっかりね!
あと、山頂は小さな虫がいっぱいです
私のように目の大きい人は、
目の中に虫はいるので注意してね!!
奥高尾縦走(神奈川~東京)
初めて高尾に登った時から『いつか縦走を・・・!』
と、野望を抱いていた陣馬山~高尾の縦走・無事完遂しました
まずはザッと行程
陣馬高原下バス停~陣馬山山頂
陣馬山~明王峠~景信山
景信山~小仏峠~小仏城山~一丁平~高尾山山頂~6号路~高尾山口駅
電車の乗り継ぎ、バスの到着、諸々が順調でした。そういうの嬉しい!
前夜から自分の体力で縦走など可能だろうか?と不安ではありましたが
ダメかどうかはやってみないとわからないので挑戦
結果的には、自分の現在の状況を知ることもでき非常によい選択でした
それでは、今回は(道中はすっ飛ばし)
要所の各シーンを写真で振り返ってみます!スタート!!
バス終点、今回の起点陣馬高原下に到着
会社へ行く人、登山をする人、通学をする小学生。混沌とする車内は着実に山の奥深くへ
陣馬街道の文字が、心を奮わせます
ズッシリ構え、訴えかける注意書きがクール
恒例のカメラ小僧あるある。一体誰得なのだろう・・・・
要望があってもなくても、そこにミラーがある限り続ける方針です
なかなか急な、坂をのぼり続けると現れる陣馬山山頂への道
陣馬山ハイキングコース
ハイキングとは一体なんだったろうか・・・?
私の知るハイキング、あれはハイキングの紛い物なのでは?
と、頭を悩ませてしまうほど
ハイキング感ゼロな男前な道です。臨まれる方は心しましょう
前へ前へ、上へ上へ無心で進みます
すると・・・
正面に見えるは第一目標であり、最大ピークを越えた証、白馬!
蜃気楼のように映っていますが、幻ではありません
真っ青な空と堂々とした白馬、絵になります
前回よりも澄んでいて空も遠くの山々も美しい
わかるわかる、撮りたくなるよね~。山頂の喜び切り取りたいよね~
どうやら私は、コイツの尻が好きなのかもしれない
白馬、ただいま。ペット感覚で親しみを持って触れる
もう白馬ばっかり見飽きたって?
これで最後。さて、景信山に向かいます
最初に一番高い山を終えているのであとは比較的なだらかな下り
ひらけた道は安心してのんびり進めます
小さなアップダウンを繰り返し、景信山に到着です
個人的に影信山の展望は過去の山々と比べ物にならないほど好みでした
山の高さと、下界との距離が絶妙
悠然とした大自然の中でみる
都会の喧騒を彷彿させるごみごみとした高層ビルや住宅地
この相反する二つが織りなす景色はもはや芸術
是非とも肉眼で、見てほしい。だから一緒に山のぼろう?
あぁ~。いくらみていても飽きない
影信山には是非ともまたきたい。朝日や夕日、夜景も愉しめたら最高
さぁ、進もう。向かうは、小仏峠を経て、小仏城山
次なる目標を前に気合い十分といったところでしょうか
小仏峠も先ほどと同様、小さなアップダウンを繰り返し下がる下がる
途中、たぬきに雑じる
どれが狸じゃないかわかりますでしょうか(サービス問題です。)
お、相模湖だ!
相模湖の文字は山の中で何度も目にするが、実際なかなか見られなくて思わず興奮
特筆すべき、ハードな箇所はなく、割とすぐに小仏城山に到着
初対面の人にはついつい人見知りしてしまいます。絶妙な距離感です
無理のある距離感。やはり時間をかけて縮めていくべきですね。※実生活において
ぜんざいと甘酒。渋いでしょう?欲するんですよ、疲れた体にこういうの
さーて。いよいよ、高尾山頂、そんでもってゴールの高尾山口駅!
ちょろいぜ~。
走ってでも行けるよこんなもん!
もう正直そんな感じ。そんな感じで出発
しかし、ものの数分で先ほどまで息まいていたことを後悔
いやいや待ってよ、きついよ?高尾
どうしちゃったのテーマパークは?
おかしいこんなの高尾じゃない!!
そう、今日の高尾は いつもの3割増しでキリッとしてた
いや、私の足がボヤッとしていたのか
20㎞歩き通した足は、ゆるゆる高尾にすら悶絶する始末
あと少し、あと少しと自分に言い聞かせ進む
そして高尾山が『俺だって山なんだぜ?』と山っぽい姿を
惜しみなく見せ付けてくる
最後の最後で、なんでこんなに急な階段を用意したのかと
理由を問いたくなるような階段を上り切り
遂に山頂!!!!3つの山と幾多の峠を超えた喜びは絶大
そりゃ~抱き着きますとも
景色がどうこうじゃない、魅力的な山TAKAO599
※嬉しさのあまり、字だって太く、濃く、斜めになっちゃいますよ!
周りの目などお構いなし。私は君が大好きだ。の図
感動を山頂に置いて、再び歩みだします。最後の力を振り絞り6号路へ
6号路を終えると高尾全コースクリアとなる意味のある貴重な下山です
※裏高尾と呼ばれるハードコースを終えればもはや高尾マスター(勝手に称号)
琵琶の滝を楽しみながら沢沿いを優雅に歩く
本日の締めくくりにぴったりな素敵なチョイスだとわくわく
しかし、この6号路の正体は、岩 岩 砂利 岩 砂利 岩 岩
追い打ちのかけ方がエゲツナイ。オトナゲナイ!
ちょこちょこ姿を現す道標の『高尾山口』
それを見つけるたびに
そのすぐ先ではないことは明らかなのですが
あの先がゴールであってほしいと懇願、願いも虚しく、岩岩砂利岩アタック
ようやく、ケーブルカー付近で賑わう人の群れ
無事終了
やっと、やっと、やっと終わったのだ!!!!
約7時間の縦走を終了し、あとは極楽タイムだ
とろろそばを食べ、温泉で心身を労る。あ~幸せ
最後に、今回のパーティーでもあるおかあに感謝
一人だったらいまだに縦走を決断できず挑んでいなかったと思う。心強い
そして、高尾山からわずか45分で実家に着く
ちょっとそこまで~的な距離感に驚愕。圏央道サイコー!
高尾がいかに都会に近いか、実家がいかに田舎であるか
何はともあれ、無事に一日を終えられ、達成感もあり満足
次もきっと高尾はまったく違う姿で歓迎してくれるだろう
高尾山御一行様(奥高尾)ありがとうございました!
《オマケ》
本日の歩数 40,800歩
本日の歩行距離 26㎞