OYAMOUNTAIN

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茶臼岳(栃木県) 特別編

 

茶臼岳、誰もがよく知る富裕層の夏の愉しみ別荘で有名な那須にある

標高1,915mのさらには火山であり、切り立った岩々が勇ましい

この山に挑戦するべく立ち向かう雄姿とその結末をお送り致します。

※CMの前の番組紹介風に。ドキュメンタリー風でもよい。任せます。

 

 

 

今回も例にもれず、夜発・登山

仕事終了→準備→出発→近くで仮眠→早朝登山開始もだいぶ板についてきた

 

 

しかし夜発、早朝登山開始の予定だった登頂は

自らの意思で中止とした

 

今回は山を始めてから初めて

“これは登ったら危険だ。”と感じたからである

 

ロープウェイ入り口の無料駐車場に車を停め

雲の流れの速さ、周りの木々の揺れ

平地に立っているだけなのにも関わらずヨロヨロする強風

さらには、初夏とは思えぬ寒さ

 

普段ならどんな事柄であっても、ある程度の心配なら

取り合えずやってみよう、ダメならその時考えよう!

というスタンスであるが今回は違った

 

やらずに諦めることへの悔しさと

本当に楽しみにしていた絶景を拝めないことの悲しさと

私は闘ったのだ

 

考えようによっては、登りきることも戦いだが

断腸の思いで諦めることも闘いで

結果として今回は、登らなかったことが勝ちだったと思う

 

実際は登れたかもしれない、しかしそこではなく

 

自分の欲望に振り回されることなく

至極、冷静な判断ができたことそのものが大きな成果だと

強く感じるからである

 

 

この山は、小学生でも登れるような優しい顔を持つ一方で

数々の山を制覇した人でも

時として風に煽られ事故に遭う、遭難者の多い山であると

以前、調べた時に見た記憶があったが思い出せてよかった

 

・事前にしっかり確認をすること

・万全の状態で臨むこと

・不安を感じる場合には一度立ち止まり考えること

・撤退も常に選択肢に入れること

 

以上のように、今回のことを通じて改めて

山との向き合い方を深められた

 

 

それでは、

また必ず茶臼岳山頂を目指すと決意し終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、篤とご覧あれ!

近い未来このてっぺんで豪快に笑うのが目に浮かぶ~

 

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・・・・・・・おわりに。

 

帰りに下道使って戻ってきたんだけど、ひたすらまっすぐ

信号全然ない、車少ない、ビュンビュン走る!

 

 

国道4号線、超楽しいよ。

おススメ!!!!!!!

 

 

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4号線沿い山田うどん。餃子安くておいしかった!

登山続きの休日だったので偶には別のことするのもイイ感じだね~

 

 

 

 

 

 

金時山(神奈川県)

 

さぁ、朝です!

予報通り、晴れ。朝は空気も澄んでいて気持ちのよい。スタート

注)起床し、ここに到着するまでにも色々あったのですがそれは後程・・・

 

 

地蔵堂にある無料の駐車場に停め出発 

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つまりまたここに戻ってくるルート(地蔵堂→夕日の滝→山頂→足柄峠経由~地蔵堂)となる

金太郎コースというらしく、選んだ理由はただひとつ一番キツイから!頑張ります

 

 

 

 

駐車場内、一番乗り。身支度をしているところへ

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第二登山グループ到着。頑張ってくださいね!と声をかけるが
『今回は山頂へは行かないんですよ~』

 

ほうほう、ハイキングコースを散歩するんですね。それもまたグッド。楽しみましょう!

 

10分ほどお喋りをして見送って、出発

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少しきつめのアスファルトをのぼっていきます

 

 

 

道中に、金太郎が!しかも顔ハメ!!! 一人だとハメて撮れない。大問題です

【重要】私を逞しく、勇ましく撮影してくれる登山時専属カメラマン募集します

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この場所から滝へ行き、一度戻って山に入る感じです

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10分ほどで、夕日の滝につながる橋が

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沢沿い、清々しい。入りたいけど今日は我慢!

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橋をわたると、さっそく金太郎のおでまし ※2番があったとは・・・

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さらに沢沿いを歩いていきます

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ダイナミック!!!!に、よく撮れています

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滝を見終えたら先ほどの場所へ戻り、頂上を目指します

 

 

さっそく足場の悪い楽しそうな道

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この渡しキケン!木が腐っていて転落するかと思いました。軽く確かめておいてよかった

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丸い塊。近寄る前、ホンキで蜂の巣だと思いました。その発想にびっくりです

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ここまですごく穏やかに歩いているように見えますがそれは間違い

今までの山と比べても険しさは段違い

さすが、一番キツイコースなだけあるなぁ、と思いながらです

 

しかし、このあと金太郎コース以上の

そして、今までの経験したことのない苦痛を味わいます・・・・・

 

 

 

と、その前に

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先ほどまでの、ザ・険しい道!がいわゆる金太郎コース 60分

とは別に

足柄峠から登ってくる人たちもいて(こちらのが人が多い) 20分

 

そのふたつが、ちょうどここでぶつかります。

ここから山頂まではみんな同じ道をゆきます。

なんならここまでは、車で来られることが発覚・・・・初めて知ったぞ。

というかここまでは、車で来る人が圧倒的に多い・・・・え?なぜ?

 

 

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※帰りはこの敷地いっぱいに車がとまっていました

 

 

どうしてだ?!

せっかく山に登りに来てるのに

なんで車で半分も?

 

 

 

その答えは登ればすぐにわかります

知っていたら私ももしかしたら・・・・・いや、ないか。

ももし次登るとしたら・・・・・・・・ん~、悩むな。

 

 

先ほどの駐車場で車からおりたお二人様マダムに

 

あらぁお姉さん何できたの?

地蔵堂から徒歩できました!

えっ、一人で?ここに来るまでも大変だったでしょう~。すごいわねぇ

いえいえ、そんな

ここから山頂まで?

はい!

お姉さんのが早いと思うからまた山頂で会えたらね

ではお先に失礼します!

 

 

この時点で、気づくべきだった

恐ろしいほど急な山頂までの道のりのためにみんな

車できているのだということを

 

 

 

 

お二方をあとにしちょっと格好よく小走りになるゆるい坂道

後ろから『あらぁ若いってすごいわね~』と聞こえる。二ヤリ

 

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木製階段のあたりから、少ししんどくなってきて 奥の明らかに急な階段見えますか?

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それがこれ。因みにこの鉄骨階段は全部で12個。(ひとつひとつ干支が記されています)

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でも違うんです。違うんですよ!干支とか本当どうでもよくて

この階段が12個だけならなんてことないんです。寧ろ楽です!

 

鉄骨階段と鉄骨階段の間は、岩だか崖だか分からない

地崩れ寸前なのでは?この狭さで通れる?

のぼる人と、おりる人とか色々あるよね。大丈夫???

というような、クレイジーな道(?)になります

 

しかも急!!!!

急勾配とかそういうレベルではなく、壁というか

壁は言い過ぎだとしてもなんというか・・

残りの体力と気力を全部もっていく鬼ゾーン

 

 

山頂までの最後の案内をする金太郎を見て・・・・ 

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▼ 間もなく変なスイッチONします

 

金太郎マジかー。これ子供なのにマサカリ担いでったのかよー

やばいよ。すごいよー。とか

 

道の脇に、突き刺さっていたスコップがマサカリに見えたりとか

(しかも帰りはなかったんだよなぁ、スコップ。幻覚か?

 

大きめの岩が熊に見えたり、(これは少し盛ってます

この世のものとは思えない大きさのトカゲが横切っていき

それが鰻に見えたり・・・・

 

突然、すごく真剣に

『私、虫と鳥が嫌いなのになんで、山登ってるんだろう・・・・』

『山って、虫と鳥の聖地じゃん。寧ろ山って、虫じゃん鳥じゃん』

 

とか、考えながらも足だけ勝手に動いてる感じで

 

完全に体力より気力持ってかれてました!!

 

 

 

 

 

 

 

そして遂に訪れるこの瞬間

 

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あぁ~。快感!

 

やっぱり1000M超えると全然違う

 

 

 

これからのぼる山々はもっともっときつくて

もっともっと感動するんだろうな~と、

さっきまでの山は虫じゃん、鳥じゃん騒動は消え失せた

 

富士山そのものはハッキリとは確認できなかったけれど

それ以上の感動が大きい

 

初めの高尾の時は『こんにちは~』さえ

言わなかった自分が

自ら、見ず知らずの他人と挨拶どころか会話をする

 

自分の健康や、体力、明日の天気や道端の草木

そういう身のまわりのものに対して無関心だった自分が

一つの山を終えるごとに意識を強く持つようになる

 

毎回、山に感謝しているが今回もまた

山への感謝がとまらない

 

一連の取り組みの中で気づくことが多く

現在の長所・短所、今後の課題、自分の養い方、人とのつながり

そういうの全部ひっくるめて考えるきっかけが

歩いている数時間の中で生まれる

山で培われることの多さは計り知れない

 

 

と、ここまでが感動の山頂。

 

 

 

 

山は登ったらおりなければならない

下山プロの腕がなる

帰りは駐車場のところまでの行程は変わらず

にもかかわらず下山は全く苦に感じることなく

スタスタ歩く。時々走る(気を付けて!

 

 

すれ違う人(これから山頂へ行く人)に対し

『がんばってください~』『ゴールはもう目の前!』などと

下山は余裕があるからか、すぐインストラクター化する

つい先ほどまで、ゼェゼェ言いながら自分も登っていたのに

 

 

 

ただただ長~いアスファルト

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つま先が、土踏まずが、足首がもうアスファルトはお腹いっぱいと叫ぶ

 

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こうして山で仕事をしてくれる人がいるから愉しめるんだと心を込めて『ご苦労様です』を伝える

 

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この手のぬかるみの回避方法や、滑るポイントが分かってきた。滑り方も体得した

 

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よい色。心が洗われる。 ん~、単純!

 

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こちらもまたよい。元気が出る。前向きになれる! ん~単純!

 

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ピュアな感じ。 んー、見ただけではピュアにはなりきれない!

 

 

 

 

(  `・ω・´) ん? 

 

 

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今日撮った写真の中、見た景色の中で一番

 

 

(  `・ω・´) んー・・・・

 

 

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岩の上に岩が乗ってるのって格好良い

 

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おお~~!マサカリ担いだ金太郎。熊に跨り馬の稽古!!!

 

 

 

(  `・ω・´) !!!!!!

 

 

 

やってしまった!

綺麗な花を見つけては写真を撮り、スタコラサッサとくだったのはいいが

入らねばならない道を盛大に通り過ぎ、来るところまで来てしまった!!

しかもすごい、満喫してしまっていた!

 

 

道に迷ってたのではない!

今の居場所も帰りたい場所もその距離もどこまで戻れば正しい道かもわかる

だが、元に戻るのはナンセンスだ

 

かといってここまで来たら地蔵堂まで普通に歩くと相当な距離

いやでも時間も体力もあるし別にいいか?

 

 

いや、ダメだ!!

アスファルトは嫌だ。私ではなく足が拒否してる。足が土を踏みたいと言っている。

 

 

 

じゃー、戻るかぁ・・・。と思ったそのとき

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おおおお!茂みに埋もれている地蔵堂の文字を奇跡的に発見

示す先は、土!!おーい。土だぞ。喜べ足よ!

 

山の神は見放さず、ほほ笑んでいる。神の気が変わる前にサクサク行こう!

 

 

若干気になるのは、何㎞先なのかが書かれていないこと

まぁいい。考えていても進めない。進め!

 

無事アスファルトを回避したのだが、案外キツイぞ足柄古道

ただ楽しい。圧倒的に車道を歩くより良い!!

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やっぱり山、最高だわ~。楽しいし気持ち良い

 

古道は、車道がぐねぐねカーブを繰り返すのに対し

そのカーブを省く変わりに、山を斜めに降りてく雰囲気で歩く

総距離は大したことないけど険しいよ、ファイト!そんな感じ

 

つまり傾斜がいかつい!と、いうことだ。でもってそれが好きだ。

 

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この案内板を正しく理解し頭に叩き込もうと思い凝視していたら・・・・

 

f:id:skin817:20170601010010j:plainトンデモナイものを見つけてしまった。蜂の巣だ。本当に怖い、逃げたい

 

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え、ちょっと待ってよ。転がってるけど? 今、運よくタクシー通ったら乗っちゃう。怖い

 

 

 

蜂の巣事件は解決しその後は順調に

古道→車道→古道→車道と繰り返し、ぐんぐん下がっていく

 

 

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山の中を突っ切って

 

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車道が見えたら一度、出る

 

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ミラーがあればカメラ小僧あるあるやってを繰り返す

 

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すると、古道がなくなりあと一息!

 

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な、はずだったが結構まだある。しかし、もう古道がない。アスファルトに耐えるんだ足!

 

 

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おー。数時間前に感動に浸っていたてっぺんはこう見えるのか。いいね~

 

 

 

 

 

 

 

 

遂に!!!!!!!!!

 

 

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山頂と同等の感動を味わう。2度おいしい。最高。 やっぱり青看板っていいよなぁ

 

 

 

そしてここ、昼間歩いたから気が付いたのだが
昨夜駐車場が見つからず、暗い怖いと騒いでいたあの道だった

もしこの道を使わなかったら気づかなかったと思う

 

そう考えるとそれさえも必然なのでは?と山マジックを感じる

 

 

 

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さてさて、あと1.5㎞。 登山を始めてから徒歩2~3㎞は全然なんとも思わなくなった

 

 

 

そして、最後にこんなミラクルが

覚えているだろうか?朝、お見送りをした方たち

ちょうど戻ってきていたようだ。既に感動

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さらに

『おかえりなさい~。頂上まで行ったんでしょう?早かったわねー』と

キンキンに冷えた水筒の水をナチュラルに手渡してくれた

相手に気遣いも下心もない。戻ってきたから渡しただけだ

遠慮はいらない。自然に受け取り、飲み干す。場合によっては注意しよう

 

 

『おいしいだろ~。富士山見えたかい?』

『はい!おいしいです!あまり見えませんでした!!』

『またおいでってことだねぇ~』

『はい!また挑戦します!』

 

 

登山後は、取り繕って回答をする必要がない

ありのままに見たままにまっすぐ返事ができる

浄化されたのだろう

 

ありがとう金時山。ありがとう箱根!

箱根は、温泉を楽しむ場所ではなく山登りする場所だ

次は息をのむような富士の雄姿を必ずや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《おまけ》

おわかりいただけるだろうか?このユニークな画像たち

 

一番最初に後回しにしたスタート前

Googleマップが進むように命じその通りに進んだ

結果、道がなくなった

 

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いつもお世話になっているGoogleマップを責めるつもりは毛頭ない。

こんなこともあるのだと嬉しくさえ思っている。ただ、結構なタイムロスではあった。

 

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致し方ないと、狭い道で切り返しくだるが、遊園地のアトラクションみたいな状況に陥った。

登る前から楽しすぎるんですけど

 

 

 

最後に一番右端が今回登った山

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高さ、キツさ、距離、コースタイム、会話した方の人数すべてが自己ベスト

金時山(神奈川県)登頂前夜

金時山(きんときやま/きんときさん)

箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山である日本三百名山のひとつ。

wikipediaより

 

 

これに挑むために、夜中の高速を爆走(法定速度は守ってます

万全を期して、入山する予定だった・・・・・

 

 

 

第一のトラブルは、高速道路内でのEmpty」点灯
非情にも、表示されたEが意味すること、ガソリンがないということ。JAFかー。JAFなのかー。

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しかし、慌てず冷静に残りのガソリンと、走行可能距離を計算

ん?待てよ。無事おりたとしてこんな夜中に、やってるスタンドはあるのか?

 

あった!!あるではないか!!!ESSO thank you.

そこまで分かれば決意は堅い。

よし、おりずにこのまま行こう。燃費をよくして走ろう

出発時の勢いは失せ、トロトロ走行。予定通り、大井松田でおりることに成功

 

この問題は無事クリア。皆さんはこうならないように前もって満タンにしましょう

 

 

 

ガソリンに余裕があると、心にもゆとりができるもので

 

 

 

途中、前も後ろも誰もいない大きな橋に停め夜景を堪能

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明日の成功を約束されたかのような、煌びやかなネオン

 

 

しかし、いつまでも止まってるわけにもいかないので再出発

すると、明らかに暗い道が増えてきた。その道は、進まねばならぬ道だ

 

 

大丈夫。ヤビツだって、奥多摩だって散々遊んできたじゃないか
何も変わりなどないさ!

初めはそんな風に自分を奮い立たせていたのだが・・

 

 

 

いやいや普通に怖いよ

暗いし、長いし、誰ともすれ違わないんですけど!?

 

もし今、イノシシや熊、鹿が出てきたら?とふと思い

鍵をかけ、なぜか窓もチャイルドロック。(絶対意味ないチャイルドロック

 

 

以下、真っ暗闇で不安絶頂だった通りのいくつかの写真

 

この注意喚起を何回見ただろうか?

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いや待て、Googleマップここで案内終了したけど

どっちもどっちすぎる。どちらを選択しても怖いわ(勇敢なので左を選択

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おいおい。ハイビームで一寸先は闇ってどういう状況。

(ことわざではなくまぎれもない事実として捉えてください)

何度かライトを消して写真を撮ったがただ黒いだけだったので写真は没となった

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正解か不正解かもわからないのでとりあえず進んでいくと
神奈川県警より通行規制の洗礼を受けた ※見たこともない大きな看板でした

無論、来た道を戻るしかない。狭い道路では転回も一苦労

 

 

 

大井松田をおりた時間は予定通りだったのに

すぐ近くに目的地の駐車場があるはずなのにも関わらず行ったり来たり

心が折れそうになったその時

 

 

 

そうだよ!これだよ!こういうの待ってた!!!近いはずだ最高!

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しかしこの後も、ウロウロしたが

結局暗くて駐車場を見つけるのは困難と判断し明日のために就寝zzz

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

【今回山道を走って思ったこと】

いやー。本当四駆でよかったわ。

因みに、下りニュートラルで70㎞/hくらい出てた。山ってすごいわ。益々惚れた

 

 

 

陣馬山(神奈川県)

天気に恵まれ、陣馬山へ。ありがとう、晴れの休日

 

JR藤野駅をおりて徒歩で登山口まで

足取り軽やか。バスより早くスイスイ進む。その為、早くも息切れる

 

 

登山道に到着

行きは、一ノ尾根。迷いようのないアスファルトを進む

しばらくすると大きく別れる道で早速、道迷いの危機に!

今日は独りだ。慎重にいかねばと一息ついていると右に・・・

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え?これは何???本当なんなんだろう、未解決。

・・・泡ではないと思うがホンキで泡だと思ったあの瞬間

植物や生物についての知識があまりにもないことに気づく

追々、勉強していきます・・・!

 

 

 

徐々に、好きな雰囲気の道に

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昨晩の大雨による足場の心配をしていたがコンディション◎

 

 

 

 

途中、男の子とお母さんが前を歩いており追いついたので

先に行かせてもらったところ

小学生君のハートに火をつけてしまったようだ( ^ω^)・・・・

 

 

ダッダッダッダッダ!

やばい、明らかに走っている。大丈夫か、小学生君

 

 

 

ほら!ぽっちゃりトレイルランナー!!

危ないから走らない!!!!

 

小学生君のおかんがキレた。小学生君、反省。なぜか私も、減速。

 

 

今日は、ペースを意識して歩いてみたから正直、しんどかった

帰りはのんびり帰ろう、だから行きは頑張るんだ!

と己に鞭を打ちながら無心で前へ前へと進み遂に!

(集中して歩いていたためまたしても写真が・・・)

 

 

 

 

 

ででーーーん!白馬だぁ!!!

 

 

まずは正面から

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お次はサイドから

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お尻からだって。ん~セクシー!

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※ここでちょっと小話を※ 
3組の写真撮影をしたのだけれど内1組の親子の会話

おかん『像の前に立って!早くしなさい!!』

わたし(・・・・。)

こども『お母さんこれ、象じゃないよ、馬だよ!』

おかん『あんた、いいから早く!すいませんねぇ』

わたし(心の中で爆笑)『大丈夫です~。では撮りまーす』

 

因みに、ぽっちゃりトレイルランナー親子

 

 

 

あれ?白馬よりこっちのが好きかも

 

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藤野 ゆず坊サイダー

 

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白馬を眺めたり、お菓子食べたり、写真撮影承ったりと

ゆるゆると過ごしていたら、あれ???大分時間が経ってる!

下山準備開始

 

 

帰りは、景観が楽しめるという栃谷尾根で

下山スタート※相模湖方面は諦めました。行き頑張りすぎた!また次回。

 

 

山頂付近は、なかなか歩きごたえあり。こういう道が好き!

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が、しかし!

 

 

栃谷尾根は本当にのんびりと歩ける登山感覚ゼロなコース

下山のプロとしては物足りなさ半分、申し分ない景観に感動半分といったとこ

 

 

本当に難所がなくて(とはいえ一度滑ったが)

民家の脇を通ったりと、田舎に遊びに来ました~風。それもまた良し!

 

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30分ほど歩くと、藤野駅まであとはずっとアスファルト

普段は駅まで歩くなんて絶対嫌だけど

登山コースとあればなんのその。山は不思議な力を持っている

 

 

 

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野菜のかごをもったおじいさんに挨拶したり

 

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普通に生活してる車が通りすぎたり

 

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そんな、生活道路にこんな標識見かけたり!

 

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カメラ小僧あるある。 ※ミラー越しに撮っちゃうやつ

 

 

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 通学路。この辺の出身の方の脚力はさぞ、すごいんだろうな・・・・・

 

 

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やっぱり、赤は綺麗だ

 

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この道、熱海のじぃじの家の近くに似てて好き。横に川も通ってる

 

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すごくきれいな水

 

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ほら。だから魚がいっぱい。しかもちゃんと底が見える!

 

 

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のんびりテクテク歩いていたら、あっという間に無事下山

 

 

 

 

さーて、藤野駅へ戻ろう!

※もちろんバスに乗りたい誘惑もあったが打ち勝ちました。

 

 

駅に向かってフツーの道をフツーに歩くだけ

凸凹もない、木の根もない、滑らない、道迷いもない

 

 

・・・・ん???????

登山よりキツイのだが!?

 

 

 

 

そこをバスが通り過ぎる。あれは天国コースか・・・

 

 

 

 

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心が折れそうになった時の花って、沁みる・・・

 

 

 

 

 

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 お! あと1㎞!!!!あと1㎞!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

行きは軽快なステップで下った急な坂道をヘロヘロ歩いていると

『頑張ってください~、この先のトンネル越えたら駅はすぐそこですよ~』

と、選挙カーに応援された。そんなにへばってましたか・・・?

 

 

 

 

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これが、そのトンネル。おぉ、神々しい。希望の光

 

 

 

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 自転車の絵が描いてあった。行きは気づかなかったな

 

 

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よしよし。もうひと踏ん張り。

このレールを辿っていけば、大月かぁ?山登りたいなぁ

駅を目前にしてだいぶ余裕が生まれてきている様子

 

 

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 大好きな青看板。今日も山に来てよかった。そんな気持ちでいっぱい

 

 

 

 

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藤野駅の階段から見える、ラブレター

※実はこれの存在を今日知ったが結構有名なもののよう、しかも朝気づかず。

 

 

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 さ~、着いたぞ天下のJR。私は中央線が大好きだ

 

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このボタンを押して、開閉したの初めて

絶対押したいと思って真ん前に立ってました。押せました。押せて嬉しい!

 

 

 

 

今日も一日、山よ、靴よ、ザックよ、ありがとう!

 

単独登山で、自信とやる気が湧いてきた。ますます山にどっぷりだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編

本編に組み込むほどのことではないのでこちらで

 

民家もちらほらと並ぶ坂道で、車に乗った相模の兄ちゃんが

『大丈夫?駅分かる?乗ってく?』と声をかけてきた

 

あの時、『大丈夫です。ニコリ』とクールにかわしたが・・

 

 

 

トレッキングシューズとザックだぞ?
絶賛登山中なのがわからんのか!!!

と、激しく伝えたかった。

 

相模の兄ちゃんもきっと、夏を前に浮かれてるんだろうな。

高尾山(東京都)〈2〉

 

ん~快晴!!登山日和!!!

 

 

 

疲れているのに毎度ついてきてくれる相方に感謝し出発

しかも、1週間経たずしての再訪。もしや、高尾にはまったか?

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今回は稲荷山コースで

※登るのに夢中で写真を一枚も撮っていませんでした・・・・・・!

 

 

 

ですのでいきなりですが山頂。しかも富士が見える!(うっすらと

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雑多な雰囲気の都内が見えます

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さて、戻りは1号路

 

 

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美しい赤、満足です

 

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緑のを凝視している・・・?

 

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店番していた犬

 

 

 

 

 

しばらく歩くと中腹くらいでしょうか。展望ポイント!

 

 

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奥へと続く山々に、あの山にもその山にも登りたい~とソワソワ

まるで恋。思いを馳せます、焦がれてます

 

 

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おお~!高いビルも!!!こういうのも好き

 

 

 

 

二度目の高尾山、最初とはまた違った表情を見せてくれました

次もまた、新しい発見や感動が味わえるはず

高尾よ、また来るぞ。そのときもよろしく!

 

お腹もすいたしcoco壱食べて帰宅だ、今日もよく眠れるなぁ~

 

横瀬二子山(埼玉県)

ドライブ、夏の川遊びで馴染みのある秩父

まさかこんなに楽しい山遊びができるなんて

 

 

 

 

登山口に、原付ばりのピードで駆け抜ける野ウサギ

一気にテンションがあがる

 

 

 

 

 

 

少し急な坂をのぼりほどなくし橋が

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倒れた木にコケ。そのコケから新たな命

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ゴロゴロ大きな石が

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次第に岩へ変わっていきます

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遂には岩壁に!

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しばらく (2時間ちかく・・・)

平坦な道を歩いていないような?

 

 

 

 

 

 

と、そこへぬかるんだ急こう配!

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なかなか到達できない山頂

そろそろ疲れもピークに・・・・・・・・・・・

 

 

まだか、まだかと根気よく足を前へ進める

 

 

 

 

 

 

 

遂に!!!

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到着です! やったぁ~ やったぁ~ 小躍り気味

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山の魅力でもあるけど

高さ問わずどんな山でも、天気に限りらずどんな景色でも

頑張って登り切って見渡すとすーっと疲れがなくなる

 

 

これが気持ちよくてどんどん山にはまっていく

 

 

 

さぁ!

力を振り絞り、おりて・・おりて・・・おりて・・・・

 

 

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とにかく急な坂道をくだります。

ほかに道はありません、選択肢がないので迷いません!

 

 

 

 

 

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突如、岩室が出現。やや不気味

 

 

 

 

 

※ここから先は、壮絶な道のりのため写真がありません

 

 

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そして、無事帰還

 

 

 

 

 

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穏やかな川の流れと見慣れた国道299に安堵

渇ききった喉を冷えたデカビタで潤し、とてつもない達成感

 

 

 

この山に挑み

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こんな景色を堪能

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山の魅力尽きぬ

ありがとう横瀬、またお邪魔します

 

高尾山(東京都)〈1〉

 

高尾山、ずっと気にはなってはいたがなんだかんだで初来訪

なんかすごくワクワクする

 

 

 

1号路経由で山頂を目指します

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 道に咲く花に目をくれることの少ない忙しい日々

これだけで穏やかな気持ちに

 

 

 

しばらく舗装された坂道を登っていく

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高く、高くまっすぐに抜ける木々

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1時間近く急な坂をあがる、息もあがる

見よ、この傾斜!!

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ズンズン進んでいくと

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こんなのや

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こんなのが

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どうやら高尾にはムササビが

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すっかり観光気分

 

 

 

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たこ杉、根が立派

 

 

 

 

 

 

2時間ほどで頂上に ※山頂ポーズまで決めて、すっかり浮かれている

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曇っていたので富士は拝めず

 

 

 

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山菜とろろそばを食べて休憩

 

 

帰りは4号路で

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吊り橋、非日常的。最高です

 

 

 

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絶品。焼きたてを食べられました

 

 

 

リフトに乗るのもスノボーぶり。贅沢

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麓へ戻り、高尾温泉極楽湯でまったりして高尾とお別れ

 

 

 

 

 

グッときます。

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素晴らしい母の日記念に

 

 

 

ドライブ、ツーリングで高尾近辺をウロウロすることは多く

なんとな~く知った気になっていた高尾

 

でもやはり、登ってみて初めてその楽しさが何倍にもなる!

今回もまた自然に魅せられ満足な一日